花岡パトリオット
故郷花岡を愛する社会人、仮ピーの、折り紙、遊戯王、音楽、アニメ、漫画などの趣味を紹介していくブログです。 同じ趣味を持つ方々との繋がりを増やしていくことが一番の目的です。 どうぞごゆっくり。
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簡単に消えてしまった。それなのにもう二度と会えない
中学校の頃、理科室にあったニュートンを読みあさっていた俺は、そこで様々な刺激を受けた。
これから紹介するステラ-カイギュウもその一つだ。
最近もう一度このステラ-カイギュウの話題に触れる機会があったので、思い立ったうちに記事にしておこう。

stellersseacow002.jpg

ステラーカイギュウ (学名: Hydrodamalis gigas) は、絶滅した海棲哺乳類の一種。
ジュゴン目(海牛目)ジュゴン科に属する。
かつて北太平洋のベーリング海に生息していた大型のカイギュウである。

ステラーカイギュウは、寒冷適応型のカイギュウ類(ステラーカイギュウ亜科)の、最後の生き残りだった。
このカイギュウ類の系統は、ジュゴンのような、暖かい海で主にアマモなどの海草を食べて暮らすカイギュウ類から派生したが、より寒冷な海に育つコンブなどの海藻類を食べ、体を大きくして大量の脂肪を蓄えることで、寒冷な気候に適応していた。ステラーカイギュウ以外の種は、有史以前に絶滅している。(出典:ウィキペディア)


まあようするに、ばかでかいジュゴンだ。
あと、顔がかわいい。




デンマーク出身の探検家ヴィトゥス・ベーリングが率いるロシア帝国の第2次カムチャツカ探検隊は、1741年11月のはじめに遭難した。
アラスカ探検の帰途、カムチャツカ半島のペトロハバロフスク港を目指して、アリューシャン列島づたいに西行していた探検船セント・ピョートル号が、嵐に遭遇し、カムチャツカ半島の東の沖500キロメートルに位置する現コマンドル諸島の無人島(現ベーリング島)で座礁した。

乗員たちの多くは壊血病にかかっており、飢えと寒さの中、半数以上が死亡した。
指揮官のベーリング自身も12月に他界したが、残された人々は、座礁したセント・ピョートル号の船体から新しいボートを建造し、翌1742年8月に島を脱出した。
その指揮に当たったのが、ドイツ人の医師で博物学者でもあったゲオルク・ヴィルヘルム・シュテラー(ステラー)である。
10ヶ月に及ぶ航海の末にペトロパブロフスク港にたどり着いた彼らは、英雄として迎えられた。

1902年の絵画シュテラーは、探検中に見られたラッコやオットセイなどの毛皮獣のほかに、メガネウという鳥(この鳥も、発見されたことが影響して結果的に絶滅する)と、遭難先の無人島(ベーリング島)で発見された巨大なカイギュウについても報告した。
そのカイギュウは、長さ7.5メートル、胴回りが6.2メートルもあり、島の周辺に2,000頭ほどが生息すると推定された。
シュテラーの航海日誌(ジャーナル)には、次のように記されている。
「その島の海岸全域、特に川が海に注ぎ、あらゆる種類の海草が繁茂している場所には、われわれロシア人が『モールスカヤ・カローヴァ』(ロシア語: морская корова; “海の牛”)と呼ぶカイギュウが、1年の各期を通じて、大挙して姿を現す」。(出典:ウィキペディア)




難破船が偶然に流れ着いた無人島で、ステラ-カイギュウは発見されたんだねえ。
まあようするに、めちゃくちゃでかいジュゴンだ。




そのカイギュウ1頭から、3トンあまりの肉と脂肪を手に入れることができた。
そしてその肉は、子牛に似た味と食感をもっていた。
言うまでもなく、遭難中のシュテラーたちにとって、このカイギュウたちは有用な食料源となった。
美味であるばかりではなく、比較的長い時間保存することができたため、その肉は彼らが島を脱出する際、たいへん助けとなった。
皮は靴やベルト、ボートを波から守るカバーに利用され、ミルクは直接飲まれたほか、バターにも加工された。
脂肪は甘いアーモンド・オイルのような味がし、ランプの明かりにも使われた。
彼らが生還できたのは、このカイギュウの生息域でそれを有用に利用できたからであった。

ステラーカイギュウと名づけられたこの海獣の話はすぐに広まり、その肉や脂肪、毛皮を求めて、カムチャツカの毛皮商人やハンターたちが、数多くコマンドル諸島へと向かい、乱獲が始まった。(出典:ウィキペディア)




ここからは胸の痛む、かなり残酷な文章です。
苦手な人でも読んで欲しいです。
ステラ-カイギュウのためにも。




ハンターたちにとって好都合なことに、カイギュウたちは動作が鈍く、人間に対する警戒心ももち合わせていなかった。
有効な防御の方法ももたず、ひたすら海底にうずくまるだけだった。
このような動物を銛やライフルで殺すことは容易だったが、何トンにもなる巨体を陸まで運ぶことは難しいため、ハンターたちはカイギュウをモリなどで傷つけておいて、海上に放置した。
出血多量により死亡したカイギュウの死体が岸に打ち上げられるのを待ったのだが、波によって岸まで運ばれる死体はそれほど多くはなく、殺されたカイギュウたちのうち、5頭に4頭はそのまま海の藻屑となった。

ステラーカイギュウには、仲間が殺されると、それを助けようとするように集まってくる習性があった。
特に、メスが傷つけられたり殺されたりすると、オスが何頭も寄ってきて取り囲み、突き刺さった銛やからみついたロープをはずそうとした。
そのような習性も、ハンターたちに利用されることになった。(出典:ウィキペディア)




1768年、シュテラーの昔の仲間であったイワン・ポポフという者(マーチンの説もあり)が島へ渡り、「まだダイカイギュウが2、3頭残っていたので、殺した」と報告しているが、これがステラーカイギュウの最後の記録となった。
ステラーカイギュウは、発見後わずか27年で姿を消したことになる。 (出典:ウィキペディア)




ステラ-カイギュウかわいそう。
ステラ-カイギュウがかわいそう。
ううっ……ステラ-カイギュウがかわいいそうすぎるよ……。
海藻を食べて穏やかに暮らしていただけのステラ-カイギュウ。
こんなにでっかくてかわいい生き物なのに。
何が人間をここまで残酷にできるのだろう。

俺がこの時代に生きていたら、何ができただろうか。

それを考えることと同時に、今ステラ-カイギュウと同じ境遇に立つ動物たちを、守っていきたいと思うのだ。

とにかく俺は今、ステラ-カイギュウに会いたい。
会ってとにかく抱きしめたい。

そんな気分。
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コメント
コメント
No title
ちなみに沖縄とかに生息するジュゴンとかは何で絶滅しかけてるんだろうな?
つづきはそのうち
2011/11/16(水) 19:28:23 | URL | よし #- [ 編集 ]
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