花岡パトリオット
故郷花岡を愛する社会人、仮ピーの、折り紙、遊戯王、音楽、アニメ、漫画などの趣味を紹介していくブログです。 同じ趣味を持つ方々との繋がりを増やしていくことが一番の目的です。 どうぞごゆっくり。
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お、蝉が鳴き始めたな!
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もうあっという間にそういう季節になってしまった。

しかし一口に「セミ」と言っても、その種類は豊富で、世界中に3000種も存在している。

しかも「地上では七日しか生きられない」とかいうでまかせで日本中の同情を誘いながら1か月以上は普通に生きる有名な虫なのだ。

というわけで今回は、夏の風物詩であるセミについて学んでいこう。
そもそもセミというのはどういう昆虫なのだろう。


驚くことなかれ。

彼らはなんとカメムシの仲間。


言われてみれば似ているような気が……、しねえよっ!!


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体は昆虫の中ではかなり頑丈な部類に入る。

脚や体、翅までもが非常に硬く作られている。

飛行能力も高く、バサバサと羽音を音を立てながら高速で飛ぶことができる。

木の幹などで一休みするときは、硬い翅を屋根
のようにたたみ、外敵から身を守っている。

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しかし、胴体を切断してみてもみなくても、夏の日向に転がるセミの死骸を見たことがある人ならわかるだろう、セミの体は空洞な作りになっている。

これはもちろん、セミの音を響かせる作りにすることで、鳴き声を大きく、広く周囲に響かせるためだ。

なぜセミが鳴くのかというと、それはメスに居場所を知らせているのが目的らしい。

つまり一日中メスに声をかけて鳴いているセミは、ナンパ好きの虫なんだね。


というわけで、普段我々はメスのセミの鳴き声を聞くことはない。

メスのセミの体は、オスのように空洞になっていることはなく、産卵用の器官で満たされているのだとか。

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地中で卵、幼虫の期間を過ごすのだが、知ってのとおり、最低でも三年、長いものでは16年も過ごしている。

昆虫の中ではトップクラスの長寿だが、やっぱり短命な切ない虫として親しまれている。


そして、セミが地上で七日しか生きられないというのはガセ。

観察の飼育条件やストレスに関係するのが原因で早死にするのだが、自然界で野生に生きるセミは、地上で1か月以上も過ごす。


最近は温暖化の影響か、10月ごろまでセミの鳴き声が聞こえるのも珍しくはなくなった。


セミ・~1


セミの鳴き声や、鳴く時間帯は種によって大きく異なるが、寒い夜と、暑い真昼に鳴くセミはほとんどいない。

たいていは早朝か日暮れのようだ。

森林に暮らすセミがほとんどだけど、草原や湿地にすむ種類もいる。

っていうかアスファルトだらけの街でも電柱に張り付いてたりするし……。





世界最大のセミはテイオウゼミといって、東南アジアの森林に暮らしている。

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人によっては身の毛のよだつ大きさ。


一方最小のセミは、日本の西表島に住むイワサキクサセミ。

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この大きさで見ると、なんとなくカメムシの仲間というのもうなづけてしまう不思議。



セミは基本的に、熱帯から亜熱帯にかけて生息する昆虫。


特に熱帯に住むセミはパワフルなものが多く、13年、あるいは17年ごとに、規則正しく大発生する周期セミ、電線を食い破って産卵するセミ、漢方薬や冬虫夏草になって高価で取引されるセミ、など、さまざま。



国によっては、地中から這い上がり、地中に転がって死んでしまうセミが、死と再生の神様になっている地域もあるから、世界中どこに行ってもセミは人の文化の中に息づいている。


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少なくとも日本では、セミは夏をの始まりを告げ、そして終わりを告げる虫。


始まりがあれば終わりもあること、そして一度しかそれは得られないこと。

それをセミは命がけで伝えているのです。
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