花岡パトリオット
故郷花岡を愛する社会人、仮ピーの、折り紙、遊戯王、音楽、アニメ、漫画などの趣味を紹介していくブログです。 同じ趣味を持つ方々との繋がりを増やしていくことが一番の目的です。 どうぞごゆっくり。
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一枚岩から削られた世界遺産「マハーバリプラムの建造物群」
はい、今回紹介するのはこちら。

インドのマハーバリプラムというところにある、石造りの寺院。

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精巧な石造りに息をのむけれど、これがなんと、一枚の岩から削られて作られたとは、もはや驚きを通り越して信じられない。
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マハーバリプラムは、インドの南東部にある古代都市だ。


この場所は4世紀から9世紀にかけて、インドで栄えたパッラヴァ朝の一大貿易拠点として大いに栄えた港湾都市だ。

人、金、モノが行き交う、世界の中心だった。



この都市には歴史的建造物が多数存在し、現在では30以上もの遺跡が世界遺産に登録されている。


この巨石、クリシュナのバターボールもその一つだ。

Krishna_butter_ball.jpg

岩の坂道の上で、絶妙なバランスを保っている不思議な巨石。

観光客の一番の人気者のようだ。

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少なくとも1400年以上前からこの状態を保っていることがわかっているが、なんとなく、ぐらついて危ない雰囲気でハラハラするぜ。


しかしイギリスの統治時代、マハーバリプラムが発掘された当時、七頭の象を使ってこの岩を動かそうとしたイギリス人だが、それでも岩はピクリとも動かなかったらしい。


あれじゃね?もう地面にくっついてんじゃね?

てか、どこかの国にもこれと似たような、金色の岩があったような……。

まあそれはまた別の機会に勉強しましょう。




Mamallapuram_Five_Rathas.jpg
さて、上の写真はヴァラーハ・ケイプと呼ばれるヒンドゥー教の寺院。

七世紀ごろに造られたもので、巨大な花崗岩をくりぬいて作られている。

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また、上の写真の奥の丸い屋根の建物はヴィーマ・ラタという建物。
現地の伝統の民家の屋根を模して造られたものだそうだ。

そして手前の、階段状になった屋根の建物は、アルジェナ・ラタという建物。
南インドに伝わる建築様式を使ったもの。

当時の用いられるだけの技術がふんだんに使われているのだ。

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しかもみろよ、この彫刻。

この精密さ。

仮ピーは感動して涙が出たよ。

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寺院は巨大な花崗岩をくりぬいて作られている、というの先ほど言った通りだが、この花崗岩というのは火山の溶岩が固まってできた、火山岩の一種で、その中でも花崗岩はめちゃくちゃ硬い。

ちょっとした碑文を掘るくらいでも音をあげて匙を投げてしまうようなものなのに、中をくりぬいて建物にしちゃうんだからその労力は半端ない。

ピラミッドを立てるくらい大変な作業だったと仮ピーは勝手に想像している。

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ちゃんと手作業で岩を削った跡が、建物や彫像の全面に残っているのだ。

十数年かけて作られた寺院なんだそうだ。


その後建てられたのがこちらの寺院。

702px-Mamallapuram.jpg

岩をくりぬくだけではなく、運んできた石材を加工し、積み上げて海岸に建てられたもの。

その名も海岸寺院だ。

すごいね。

綺麗だね。




そんな、初期のヒンドゥー教を発展させたパッラヴァ朝だったが、9世紀に滅んでしまう。

19世紀に発掘作業がなされるまでは、海岸の寺院はベンガル湾の波に削られ、くりぬかれた寺院は土に埋もれていた状態だったというから驚きだ。


土の中から蘇った今では、石工の槌の音を現代に響かせている。
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