職場が現在の職場に移って、4月ごろはまだ飾っていたのだけれど、どんなに念入りに水を入れ替えても命が尽きてしまうことはある。
良い感じにしなびれてきたころ、「ドライフラワーにしようかな?ドライフラワー作ったことはないけど」と思ったのであった。
んで、作った。
きったねぇなぁ
植物は寿命が尽きて水分を吸い上げる力が無くなると、死んだ後に形が崩れて固まってしまう。
寿命が尽きないように生きているうちから少しずつ水分を抜いて、寿命が尽きると同時に固まるようにすることで、美しい姿かたちを保ったドライフラワーにすることができる。
水分を抜いている間に茎が曲って首が垂れてしまうとよくないので、普通は逆さ釣りにして水分を抜いていくのだけど、過敏に花を挿したまま水分を抜く(首が垂れるのを織り込み済みで)、ドライインウォーター法というドライフラワーの作り方もあるらしい。
今回はその方法で作った。
ドライフラワーにしよう、と思った時点ですでに神戸が垂れていたので、ドライインウォーター法にするしかない。
しおれて首が垂れている姿も蘭か何かのように見えて趣がある(なんでもかんでも趣があると言って済ます人)し、出来上がった時は花の形がしっかり残っていて、初めて作ったにしては悪くないのでは……。
と思っていたけれど、写真に収めてみれば一目瞭然。
これはただの枯れた花だ、花の死骸だ。
花の死骸を「きれい、きれい」と愛でて、「きれいな花でしょう?」と第三者に同意を求めるその姿、すごくいいですね。
とても趣があります。
トイレに飾っていたのですが、酔っぱらって何度も床に落としているうちに花びらがだいぶ散っている。
出来上がった当初はきれいだった、ということにしておこう。
しかしドライフラワーというものは長持ちするもので、去年の3月にもらった花束を、4月にはドライフラワーになって、今はもう2月だ。
次に花束をもらうことがあったら、逆さ吊りにするやりかたでドライフラワー作ってみよう。
(ちなみに逆さ吊りにして水を抜いてドライフラワーにする方法はハンギング法と言うらしい)
次に俺が花束をもらうのはいつになるだろうかわからないけどね
終わり
202002032339
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