言い忘れてたけど、牧野由依のライブが日曜日で、翌日(高速バスで帰宅した日の朝)、研究室ではM1の研究報告会でした。
B4までの研究を卒論で発表してからのこの一年で研究がどこまで進んだか、M2で卒業するまでの残り一年でどこまで研究がすすめられそうか、ということを発表する日だったのだ。
うちの研究室にはM1が2人いるのだが、もう一人のM1はその一週間前のセミナー当番の際、準備不足を責める教員に四方八方から怒鳴られまくった結果不登校になってしまっていた。
本来2人合わせて2時間(1人当たり1時間)の報告会だったのだが、俺一人で2時間の持ち時間を持て余すことになり、
「もう時間がないのでここらへんで……」「次の人の時間もありますのでここらへんで……」
というわけにもいかず結局2時間もクラシカルブレッド(コテンパン)にされたのだった。
すこし前の俺なら教員たちに
「ぼろくそに言いやがってくそが!お前ら法律がなかったらとっくに死んでるからな?」
と思っていただろうし、もう一人のM1には
「ずるいぞ一人だけ逃げやがって!軟弱なサボり野郎!卒業不可になれバカ!」
と思っていただろう。
愚痴ツイート必至の出来事である。
しかしそのとき俺は、
「先週末東京までライブに行って遊んでいた俺の発表準備不足、かねてから研究活動への横着、俺が悪かったんや……」
と、素直に反省することができた。
なぜなら牧野由依のライブの余韻が残っていたからである。
指導教員からの罵詈雑言も、サボり続けるもう一人のM1の存在も、牧野由依のライブの感動に比べたら、取るに足らない存在である。
俺はもはや誰に何を言われてもびくともしない強靭な精神と鋼の肉体を手に入れたのだった!
俺がこんな感じなので、心なしか指導教員も最近機嫌がいいように思います。
楽しく実験しています(クオリディアコード)
もう一人のM1には早く帰ってきてほしいですね、来年M2俺1人はきつい。
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