花岡パトリオット
故郷花岡を愛する社会人、仮ピーの、折り紙、遊戯王、音楽、アニメ、漫画などの趣味を紹介していくブログです。 同じ趣味を持つ方々との繋がりを増やしていくことが一番の目的です。 どうぞごゆっくり。
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【夢日記】「鬼のシロは5つつだった」。キモグロ系の夢。閲覧注意
まんが日本昔ばなし

まんが日本昔ばなし風に
「鬼のシロは5つつだった」
というナレーションと共にタイトルが登場。

本編が始まる……。

俺は日本昔話のアニメの中に登場する猟師だった。
猟師仲間と二人で4匹の猟犬を引き連れ、手負いの大きなクマを追いかけ、普段来ないような峠を越えて3日ほどたっていた。
ここまで追ってきた、相手は弱ってるのだから、と獲物をあきらめない猟師仲間。
腹は空き、疲れも溜まり彼はひどくイラついていたため、すでに説得に何度も失敗していた俺は彼になかなか声をかけられずにいた。
そんなとき、負傷していた猟犬のうち3匹が力尽きた。
俺が
「一度帰って出直そう。猟犬を埋葬しよう」
と言ったら、彼は
「そんなに帰りたければ一人で帰れ、死んだ犬はその辺に捨てておけ」
もうとっくに自分たちがどこにいるのか分からなくなってしまっている。
彼が帰り道を覚えているのかは分からないが、少なくとも彼は俺がもはや一人で帰れないことを知ったうえで言っているのだと思うと余計に腹が立つのと同時に自分がとても情けなく思った。

するとその時、近くの竹林から熊の身動きする音が聞こえた。
猟師仲間は動ける猟犬一匹を連れ、
「ここで待ってろ!すぐに終わらせてくる!」
と言って猟銃を構えて走り出した。

見知らぬ土地、見知らぬ場所に3匹の犬の死体と置き去りにされた俺はひどく不安になった。
その場から動くわけにもいかなかった俺は、とりあえず穴を三つ掘って犬を埋めた。
持っていたのこぎりで竹を切り、犬を埋めた場所に突き立てて墓に見立てた。
3つの墓が出来上がった時、竹林は夕闇に包まれていた。
猟師仲間の帰りはもはや期待していなかった。時間が経つにつれ、俺も飢えて死ぬのだろうと思った。
墓の傍に体育座りで座って空を見上げていた俺はふと、近くから血の匂いが漂ってくるのを感じた。
墓に埋めた犬のにおいか、と思って墓を見てみると、突き立てた竹筒の先から、トクトクと血が湧き出しているのを見た。
この吹き出し方はもしかして、まだ土の下で犬は生きているのでは、と思った。ろくに確認もせず犬を生き埋めにして、その体に竹を突き刺してしまったのでは、と思った。
俺はあわてて土を掘り返すと、竹が頭部に突き刺さった犬と目があった。犬はコチラを見てグルルル、と低い声で唸っている。
俺は途端に犬が恐ろしくなり、頭部に刺さった竹筒の上から猟銃を振りおろし、竹筒を犬の顎を貫いて地面に深く刺して、犬が動けないようにした。
それでも犬はずっとこっちを見ている。声こそ出さなくなったが、口元をぴくぴく動かして歯茎から血の混じったよだれがあふれてくるのを見た。
「普通じゃない」
そう思った俺は周囲を見渡してみた。
すると、今まで全く気付かなかったが、竹林をすこしかき分けて進んだ先に、古い墓石の群れがあるのを見た。
ふと、「禁猟区」という言葉を思い出した。ここは出発した村の先祖が眠る土地、ここで命を落とすと「よくないこと」が起こる、そう口酸っぱく言われていたのを思い出した。
俺は強く罪の意識を感じ、竹林の中から走り出した。
「ひええええええ」
と叫んで峠を駆け下りると、1件だけ明りの灯る集落にすぐにたどり着いた。
いくつも家があるのになぜこの一件だけ明りが?という疑問は置き去りに、木造の古い家の門をたたいた。
返事はなかったが家の扉を開けた。中には囲炉裏に火こそ炊いてあるものの、誰もいなかった。
ふと、
「やあ」
と背後から声を掛けられ、俺は飛び上がりそうなくらい驚く。振り向くとそこには動物の毛皮で作った腰布一枚の少年が立っていた。肌が乳白色で、頭部が以上に大きく、眉の少し上から1対の鈍いツノが生えている、子鬼だった。
子鬼は俺と目を合わせるでもなく、俺が何も言わないまま
「今日はボクの誕生日。君にストロガノフをごちそうするよ」
彼はそういってフライパン?の上に香りのよい料理を家の中へ運んできた。
(ストロガノフ????)
俺は疑問を浮かべながら、鬼につきあうことにした。おとなしくこいつと友好にしていたほうが村へ帰れるかもしれないと思ったからだった。
「僕の名前はシロ。今日で5つつになるんだ。一人で暮らしてる。偉いでしょ?」
俺は囲炉裏をはさんで彼と向い合せに座った。出された料理を口に運んだ。ごく普通の白飯とビーフストロガノフだった。空腹に身に染みるうまさだった。俺は彼に言った。
「道に迷ってここまで来た。何とかしてもといた村に帰りたい」
すると若くてつるつるした彼の顔面に一気にしわがより、猛烈な怒りの表情を浮かべた。
俺は彼が何か発言する前にあわてて話題を変えた。
「俺の仲間が一人ここに来なかっただろうか」
すると彼の顔面からスッとしわが消え、
「いいや、知らないな」
と答えた。
「そうか……」
そうつぶやいた後で、俺は彼の身を案じると同時に、この子鬼の前で「帰りたい」は禁句であると肝に銘じた。
一人で暮らしているということは彼はそれなりに孤独を感じているのかもしれない。
俺は食事を再開した。すると、噛んだ料理の中に固いものが口の中で転がった。
手のひらに出してみると、それは人間の歯だった。
子鬼は
「おいしいかい?」
と俺に尋ねた。
俺がひきつった笑顔で
「ああ」
と言うと、子鬼は
「そうか。まだまだ肉はあるからね」
と言った。



おわり

2015年1月26日に見た夢
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