花岡パトリオット
故郷花岡を愛する社会人、仮ピーの、折り紙、遊戯王、音楽、アニメ、漫画などの趣味を紹介していくブログです。 同じ趣味を持つ方々との繋がりを増やしていくことが一番の目的です。 どうぞごゆっくり。
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【夢日記】仮ピー「わたあめの白昼夢」
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何かきっかけがあったわけじゃないのに、突然15年くらい前の出来事を思い出した。
そんな白昼夢の夢日記。


登場人物:俺、母、妹
名前はそれぞれ「俺」「母」「妹」とします。

※夢の中の時間は夜です!!

花岡のお寺で夏祭りが開催されていた。
地元の保育園が主催の小さな夏祭りだったが、それなりに出店も並んで賑わっていた。
妹が一人で友だちと歩き回ってたくらいだし、たぶん俺は小学1年生くらい。


母「俺ー!俺ー!」

俺「なに?」

母「これ、妹のわたあめ」


母はそう言って、俺にはわたあめを渡した。

母「妹は今お化け屋敷に友達と入ってて、出てくるまで持っているよう頼まれたのだけど、私はちょっとこの場を離れないといけないから」

当時俺は小学一年生だったと思うけど、保育園が主催のお祭りというだけあって、広場は年下の子供たちばかりだった。
俺は俺と同年代の友達と鉢合わせすることを期待して歩き回っていたのだが、そんなことはなく、疎外感を感じて退屈そうにしていた。

俺「わかった、でぐちでまってる」

この時俺はあまり楽しい気分じゃなかったから、母の頼みを二つ返事で引き受けた。
今思えば、母は俺に気を使ったのかもしれない。

母「妹のなんだからね!食べるんじゃないよ!」

そういって母は去った。

俺はお化け屋敷の出口で妹を待っていた。
誰か出てくるかと思えばそれは知らない人ばかり。
疎外感は増すばかりだった。

妹、出てくるの遅いな。

俺は姉と入ったがそんなに長い時間楽しめる代物じゃなかった。
お寺の本殿を囲む手作りの黒いビニールの通路を一周するだけなのに。
(姉は姉で、友達を見つけてずいぶんと前に去ってしまった)


それに、ちょっと暑い。

吊るされた灯篭の明かり、人の出入りで、花岡の夜はなかなかの熱気に包まれていた。

わたあめを乗せた割り箸を握るほうの手の甲で汗をぬぐった。
その時、俺は額にべっとりとした感触と甘い香りを感じた。

俺「あ、とけてる……」

母に手渡されたときは新品同様だったわたあめが、今ではすっかりしぼんで半分くらいに……。
液状化したわたあめはわたから直接、あるいは割り箸を伝って俺の手にベッタリと垂れていた。

俺(ふんっ、妹がダラダラしてるからだ!)

暑さと手の感触の気持ち悪さの中、待ちくたびれた俺はすっかり機嫌を悪くした。

そしてわたあめの形が完全に崩れ去り、ついに割り箸の姿があらわになろうかという頃、ようやく妹が姿を現し、そして同時に所要を済ませた母が戻ってきた。

母「楽しかった?」

妹「うん!」


そういう会話をした後、母は俺の手に握られた、わたあめ(割り箸)を見て言った。

母「妹のだから食べちゃダメって言ったでしょ!」

俺「ちがうよ!とけたんだよ!」

母「もうっ!なんでいつも妹に意地悪ばっかりするの!」


という感じで叱られた。
でも俺はあまり気にしていなかった。


終わり。
なんでこんなこと突然思い出したんだろう。


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